PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

辞めても僕は保護される ~カール・ローブ

一泊のプチ・バケーションから帰ってきたら、カール・ローブが辞任することになっていた。
驚いた。
辞めろ、辞めろとは思っていたが、まさか辞めると思わなかったの。
大嫌いなヤツが急にいなくなって、怒りのやり場に困ること、ありますよね。
あんな感じ。

有名なブロガーも、ジャーナリストもみんな驚いたみたいだ。
なんせ、頭のあまりよくない政治家を大統領に仕立て上げて、今まで手取り足取り指導してきた人である。ローブがいないと大統領は機能しないと言われているし、いなくなったらやばいんじゃないか、ジョージ。だいじょうぶか。

そうは言っても、ブッシュ政権の支持率が最低の水準にある今、CIA工作員の身元情報漏出事件や連邦検事解雇疑惑への関与を追求されていたローブは、もはやブッシュのダウナーでしかなかった、ということらしい。

というわけで、政治ブログの世界も、政治コメディの世界も大騒ぎである。
ジョークを紹介しようかと思ったけど、あまりに多くて嫌になったので、やめておきます。

それにしても、一補佐官が辞めるってことが、これだけの騒ぎになるのも不思議なことだ。
THE ATLANTIC MONTHLYのジョシュア・グリーンという人がこう書いている。

The story of why an ambitious Republican president working with a Republican Congress failed to achieve most of what he set out to do finds Rove at center stage.
野望に燃えた共和党の大統領が、共和党議会を従えながら、やろうとしたことの大半を達成できなかったのはなぜかを考えると、その中心にはローブがいる。

A big paradox of Bush's presidency is that Rove, who had maybe the best purely political mind in a generation and almost limitless opportunities to apply it from the very outset, manage to steer the administration toward disaster."
ブッシュ大統領時代の大きな逆説のひとつは、この世代でもっとも優れた純粋な政治精神をそなえ、当初からそれを利用するための機会を無限に得ながら、それでもブッシュ政権を最悪の状態に導いたことである。

すいません、なんだか訳がさえないけど。
確かにブッシュがやろうとしたこと(社会保障の民営化とか、移民法の改正とか)は、ほとんどできていない。やるって言ってやったことは、イラクに侵攻したことくらいか。

つまり、政治の天才とか、影の闇将軍とか言われるくらいだから、政治には長けているのに、どうしたことか、今の状態にしてしまった責任はヤツにある、ということだ。
でも、思うに、ほんとに天才だったら、こんなことになってるか?
と思ってしまうのは私だけだろうか。
国民をなめきって好き放題やったら、ついやりすぎちゃって墓穴を掘った、というふうにしか見えないのだが、そしたら天才じゃないだろう。

テレビで視聴者の声を紹介していたなかに、「ローブの顔は2度と見たくない。でも後ろに手がまわった姿なら見たい」という主婦の声があった。
辞任することが決まった今、ヤツが何らかのカドでつかまったりするといいな、なんてファンタジーをもちたくなる気持ち、わかる。
だって、財政赤字は膨らみまくって、景気もがたがたで、教育は相変わらずひどいし、戦争は終わらないうえ泥沼で、医療費は高騰する一方で、それをすべてやってのけた政権の闇将軍ですよ(おっと、ちょっと感情的になってしまった)。

しかし、ウォールストリート・ジャーナルが独占で取ったインタビューを読んでいたら、本人がこんなことを言ってる。

After I leave the White House (中略), my role within the White House remains protected;
I do not lose privilege by leaving the White House --
just as former Presidents don't lose the privilege when they leave the White House.

ホワイトハウスを去ったあとも、私の役割は保護される。
ホワイトハウスを去ったからって、特権は失わない。
元大統領がホワイトハウスを去ったあとも特権を失わないように。

うっそー、と声を上げたくなった。
まるで、大統領気分ではないですか。
法律的なことはわからないが、そんなことってあるか?

と思って調べてみたら、絶対的な免責ではないらしい。
しかし、法律的な解釈には幅があるらしい。
ということは、もしかしたら国民が怒りまくったら、何かが変わる?
わからないけど。
怒れ、アメリカ人。

スポンサーサイト

| 政治 | 13:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://peoplewatching.blog94.fc2.com/tb.php/65-c08aa43b

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。