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「鳩山論文」とアメリカの社会主義アレルギー

うちに立ち寄った友人M(アメリカ人、女子、大学の先生)が、「日本の選挙の結果、どう思う?」というので、話題になっている、ニューヨーク・タイムズに掲載された「鳩山論文」を一緒に読んでみた。
これ、出張中だったので、リアルタイムで読みそびれちゃったのだが、もしかするとものすごいニュースではないですか。

どういう流れで、これが「寄稿」という形で掲載されることになったのか、諸説あるようだし、きちんと訳されているか、などの疑問はあるようですが、まあそれはさておき、

In the post-Cold War period, Japan has been continually buffeted by the winds of market fundamentalism in a U.S.-led movement that is more usually called globalization.
In the fundamentalist pursuit of capitalism people are treated not as an end but as a means. Consequently, human dignity is lost.

という最初の3文を読んで、拍手する友人。
「よく言った!だってそのとおりじゃん!」
と大喜びである。

確かに。
あの論文をうけて、オバマ政権は相当あわてた、という内容の記事も、今日の一面に(!)出たし、ここだけ読むと、よく言った!と言いたくなりますね、確かに。

が。
どうせ言うなら、胸を張って、言ったことに責任をもってほしいものである。
いろいろきなくさいことがあるのかもしれない。
確かに寄稿してないのかもしれない。
でも、「寄稿してない」とか言ってる姿は、潔くない。
そして、日本語で発表したものは海外に出ないという時代はもうとっくに終わってしまったのだということを、わかっていなかったのだとしたら、残念。

ちなみに、あれを読んで、「やるじゃん、日本」と思ったアメリカ人は少なくないと思う。
全体的な内容はともかくとして、言いたいこと言ったじゃん、という点で。
友人のMは、オバマの健康保険改革案を「社会主義だ」と騒いでいる右派のみなさんが、「鳩山論文」を読んで、「日本は社会主義になる!」と慌てるところを想像すると笑える、と言っていた。
過去の資本主義のあり方を批判すること=社会主義、みたいな雰囲気が漂っているから。
そのアレルギー的反応があまりに過敏で、なんだか滑稽なのである。
人間は、考えにラベルを張るのが本当に好きなようす。
オバマを「社会主義」と呼ぶのも、あの論文を「反米」と呼ぶのも、その例だという気がする。

それにしても、これからどこへ行くんだろう?

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