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恋愛と「平等」のフクザツ

日本の女性が離婚後、6か月しないと再婚できないことを定めた民法733条の規定について、国連女性差別撤廃委員会が撤廃を勧告したというニュースをちょっと前に読んだのだけれど、それについての世論調査リンクを友達が送ってくれた。
(ちなみに、「女子だけ」制限の理由は、子供ができた場合、誰が父親からわからなくなってしまう、ということのようです)。



「撤廃したほうがいい」という答えと「撤廃しなくてもいい」という答えが、ものすごく僅差なのだが、「撤廃しなくてもいい」の理由は、
ー他国にあれこれいわれたくない
ー半年くらいがまんしろ
がほとんど。
「半年くらいがまんしろ」派には、「差別というなら、男にも制限をつけろ」という意見も多かった。

「撤廃すると、どこぞの国みたいになってしまうぞ」的な意見もあるようだけれど、ちなみに、離婚が多い、というイメージの強いアメリカでは(実際に離婚は多いのだが)、結婚/離婚についての法律は、州によって違うのです。
ニューヨークでは、離婚が成立してしまえばすぐにでも結婚できる。
が、離婚するのは実はけっこう大変で、暴力、浮気、結婚関係の放棄(セックスレスもこれに入る)を含む理由以外で離婚したい場合は、12ヶ月の別居期間をもうけないといけないことになっている(一応、法的な抜け道はあるのだが)。

それはさておき、恋愛における「平等」のコンセプトはとても複雑である。
先日、友達R(男子、アメリカ人、30代、アーティスト)がうちに遊びにきて泊って行った。
ヤツは彼女と別れたばかりで、数年ぶりに、シングルになった。
才能のあるアーティストなのだけれど、インスタレーションばかりをやっているので、あまりお金はない。
そして、いつも自分がぎりぎり生活するのに必要なお金さえあればいいと思ってきた。
しかも、これまで付き合ってきた女の子は、「自分の面倒は自分で見れるわ」タイプの強い女子たち。

ところが。
将来を考えていたはずの彼女と別れ、さらにその彼女が、わりと裕福な男性と付き合いだしたもんだから、いろんなことに疑問を持ち始めてしまったR。
「気に入った女の子をデートに誘うときは、支払いは僕がするんだよね?」
と、お前ほんとに30代か、というような質問をしてくる。
しょうがないので、
「そうだね、デートに誘ったときは、男が払うという暗黙のルールがあるみたいだね」と母のような気分でいう私。

その次にヤツが言った言葉が衝撃的だった。
「若いとき、デート代を男が持つっていうルールは不公平だと思ってきたけれど、今はなんかわかる気がする。デート代を男が支払う行為って、『僕は君と赤ちゃんを作れますよ』というジェスチャーなんだよね~」
だって。
「It is all about making babies」
と恐ろしいことをいうのです。
純粋無垢にアートばかりを作ってきた男子が、お金の意味に気がついてしまった瞬間。

好きな女の子と結婚して、子供を持ちたいから、アート以外の仕事をすることも考えようかな、だって。
「そのままでも好きって言ってくれる女の子がきっとあらわれるよ」なんて、気休めをいいつつ、なんか、男子って切ない、って思っちゃった。
女子もいろいろ大変だけど、男子もいろいろ大変なのよねー。
やっぱり、恋愛における「平等」のコンセプトは複雑である。







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