PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

ジャーナリズムの死とある写真家とのインタビュー

先日、久しぶりにビル・マーのトークショー”Real Time with Bill Maher”を見た。
6月に放映した番組の再放送。
ゲスト出演したオリバー・ストーンが、「ドラッグがなければ、オレは今頃ここにはいない」とか、「ジャーナリズムは死んだ」とか、飛ばしまくっていたのがあまりに良かったので、永久保存版にしてみました。

そのときビル・マーが話題にしていた「営利目的になったことで破綻したもの」の2つ。
ジャーナリズムと医療制度。
まったくそのとおりであります。

今週は、オバマが提案する医療改革が社会主義だと怒っている人たちの話題で持ち切りである。
オバマ案が実現すると、自分で医者を選べなくなるとか、不法移民の医療費も負担することになるとか、びっくりするようなデマが流れて、それを信じたみなさんが怒り狂って、ものすごい感情的になっている。
そして、そういう人たちの多く(+保守派のテレビ、ラジオパーソナリティ)は、「アメリカの医療制度は世界イチ」と言ってはばからない。
知らないということは、強いことである。

ジャーナリズムも営利に走ってだめになった一つの例である。
しかし、ジャーナリズムを非営利にするのは、医療改革よりもさらに複雑そうである。

さらに話が脱線するようだけれど、最近、注目のサイトの一つが、PolitiFact.com
政党や政治家が言っていることの本当度、ウソ度をバロメーターで示してくれるサイトである。
そして、今どき珍しく、右にも左にも寄っていない、ということになっている。
いつまで続くかどうかは別として。

ところで、コヨーテの最新号で、ポール・フスコという写真家にインタビューした。
去年、下の写真集を本屋で見てから、いつか会いたいと思っていた人。
この写真集は、ロバート・フランク・ケネディの遺体を乗せた列車を一目見ようと、線路沿いに集まった普通のアメリカ人の姿を撮った写真だけでほぼ全編を構成している。
淡々と進行していくのに、気がついたら、ものすごい心が動かされているのに呆然とした。
これまで感動した写真集のベスト5くらいには入ったかな。

RFKRFK
(2008/09)
Vicki Goldberg、

商品詳細を見る


ポール・フスコさんは、マグナムの写真家で、でもとても地味に普通の人ばかりを撮り続けた人である。
かなりのお年なのだが、「写真家として食っていくのってほんとに大変だよね」と、今もお金の苦労がつきないというような話も率直にしてくれた。
高齢なのに、資金繰りに苦労したり、米軍の妨害を受けたりしながら、まだイラクから遺体で戻ってくる兵士の葬式を穫り続けている。
「写真は、ソーシャル・サービスだよ」
と言っ切ったフスコさん。
ジャーナリズムに携わる人間が、みんなフスコさんみたいだったら、今みたいなことにはなっていないのに。
なんてことを、しゃあしゃあとウソの情報を垂れ流すラジオやテレビのパーソナリティを見ながら思ったのでした。
スポンサーサイト

| メディア | 14:13 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

TRACKBACK URL

http://peoplewatching.blog94.fc2.com/tb.php/310-8e3a5ac5

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。