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大統領ケニア人疑惑のその後

できれば無視したいくらいばかばかしい、'birthers"という人たちのムーブメントがある。
らしい。
どういう人たちかというと、いまだにしつこく、「オバマはケニア人だ」→「彼が大統領になれたのは間違っている」と騒いでいる人たちのことである。
そろそろいなくなってもいい頃かと思っていたが。

オバマが大統領に就任したところで、黒人が大統領だという事実を受け入れられない人たちがいなくなるとはまさか思っていなかったけれど、出生証明書が出てきたあとも、騒ぎ続けているところがすごい。
白人至上主義者がやってるサイトとかブログなどで盛り上がるのはまだわかるけど、メインストリームのメディアのなかにも、それにつきあってやっているところがあるのもびっくりである。

ここまでくると、アホすぎて、ネタになっている感すらある。
そのばかばかしさを、ジョン・スチュワーがおもしろおかしくまとめてくれている。
ちょっと長いけど、暇だったらどうぞ。
The Daily Show With Jon StewartMon - Thurs 11p / 10c
The Born Identity
www.thedailyshow.com
Daily Show
Full Episodes
Political HumorJoke of the Day


ジョン・スチュワートは笑えるけど、笑えないのは黒人が大統領になったあとも、アメリカが抱え続ける人種問題の深刻さである。
アメリカを一周してみて、"Birthers"のようなおかしな人たちは、実は私が思っていたよりずっと少ないんだ、と思ったけれど、そうはいっても、いなくなったわけではないのである。

最近も、ハーバード大学の教授が、空き巣に間違えられて逮捕される、という事件が起きて、本当にげんなりした。

でもやっぱり、最終的には、騒いでられるのも今のうちだよ、と笑ってやるのが、こういうアホたれたちに対してとる態度として、正しいやり方なような気がする。
だって、もうすぐ、ブロンクス出身のラティーノの女性が最高裁の判事になるわけである。
ソトマイヨール判事の任命は、「affirmative action」だからフェアではない(つまり、マイノリティが任命されるのは、マイノリティだから任命されるわけで、そこがずるい)と騒いでいる政治家がいて、「何が悪いんだ」とテレビで突っ込まれ、「白人が作った国だからだ」と開き直っていたが、確かにヨーロッパから渡ってきた白人が、黒人を奴隷として使ったり、ネイティブを駆逐したりして作ったはずの国が、もはや白人の国ではなくなりつつあるという現実があるわけですから。

ちょっと前に、映画のプロデューサーをやっているお友達のFと会ったときに、人種の話になって、ニューオリンズで育ったときに、物心つくまで、黒人の乳母さんが自分の母親だと思い込んでいた、という話をしてくれた。
そんな風に育った白人の男子は、別の人種と結婚して、女の子をもった。
「彼女が結婚する相手が誰かはわからないけれど、彼女がおばあちゃんになる頃には、人種の概念はもっと希薄になるはずで、そうやって世界はもうちょっとみんなが住みやすい場所になるはずなんだ」
というようなことを言っていた。
そのあとに、
「ま、人種がひとつになったところで、人間はどうせ新しい戦いのネタをみつけるだろうけどね」
とも。
どっちにしても、こんなことがニュースになる世の中は、そう長くは続かないと願いたいものです。


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