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リアリティ番組の功罪

私はそもそもリアリティ番組というものが、あまり好きではない。
だって、あまりに安易な感じがするから。
しませんか? イージーすぎる感じ。

リアリティ番組というものが、アメリカのTVシーンを支配するようになって久しいけれど、セレブの人生をおもしろおかしく追っかけるのも、モデルやデザイナーが毎週1人ずつ脱落していくのも、一般人が暴れたりする様子をみるのも、ここまで毎日続くと、飽きるし。

と、思っていたのだが、今週は、リアリティ番組絡みの騒動が2つ起きていて、急に看過できない感じになっていた。
ひとつは、人気番組 John and Kate: Plus 8のハッピー夫婦が離婚することになったこと。
双子と6つ子の8人の子どもを抱える夫婦を追いかけるこの番組は、子どもや家族ものが大好きな視聴者の間で大人気で、リアリティ番組史上最高の視聴率をたたき出していた。
この夫婦は、この番組の出演料で食べているらしく、しかも契約があるために、離婚後も、番組は続けていくらしい。
「他人の不幸は密の味」と「これからどうなっちゃうの?」という好奇心が、人々の心をくすぐっているもよう。
ま、これはまだほぼ想定範囲内という気がする。

そして、もう一つのニュースは、"Real Housewives of New Jersey"という番組の登場人物の一人に、ものすごくダークな過去があるらしい、ということがわかったこと。
どのくらいダークかというと、エスコート・サービスで働いていた、コカインの売買に携わっていた、しかも、コカインの損失を取り戻すために、誘拐にまで関与していた、というすごい話のオンパレードである。
詳しくは、the smoking gunに出ています(いつもながらに恐ろしい取材力である)。
そんな過去がありながら、リアリティ番組に出ようと考えたところがすごい。
もちろん名前は変えているのであるが、ばれないって思わないだろうと思うんだけど。普通。

最終的には、知ったこっちゃねえよ、って思うべきところなんだろうけれど、「事実は小説よりも」ということで、ここまで奇妙だとついつい引きずられてしまう。
リアリティ番組の境界線を、はからずもぐんと拡大してしまった奥様の一人。

しかし、やっぱりリアリティ番組は、テレビ業界のクオリティを確実に落としていると思う。
誰かを追っかけて、それを編集して見せる、という手法でここまで稼げると、ネットワークとしても、せこせこ質の高いドキュメンタリーやドラマを作るやる気が失せるってもんだろう。
安易な金儲けに走るとメディアはつまらなくなる。
そして、その過程で失われたものに気がつくのは、ずっとあとだったりする。
似た現象が、いろんな場所のテレビや映画や雑誌で起きている、ということを忘れてはいけないような気がします。

最後に宣伝。
ブログが文章中心になってきたので、出先で見つけたものや、おもしろいと思うものだけをピックした別サイトを立ち上げてみました。
こっちのほうもよろしく。


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