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同性愛結婚の経済効果

ここへきて、ようやくニューヨークでも同性愛結婚の合法化運動に追い風が吹いている。
過去に書いた記事を見直してみたら、私が初めて同性愛結婚について書いたのは、2004年のアエラだった。
そのとき
「“動くはずのない山”が動きはじめた兆候がある」というようなことを書いた。
そのあと、いくつかの州で同性愛結婚が認められたけれど、まだまだ先は長い。

アメリカのゲイ人口は、全人口のだいたい10%くらいだろうと言われている。
ブッシュ時代には、結婚は男と女の間に起きるべき神聖なもの、と主張する宗教右派が強かったけれど、今、また少しずつ山が動いているような感じがする。

と、思っていたら、ボストン・グローブに、ゲイ結婚の経済効果についての記事が出ていた。
マサチューセッツで結婚するカップルが、結婚式に遣うお金は平均7400ドル。
10組に1組が、20000ドル(200万)を遣い、2004年以来、1億1100万ドルの経済効果につながっている、という話である。

かつて、女性の社会進出を阻む「ガラスの天井」が壊れたのは、経済界が人口の約半分にあたる「消費者としての女性」を取り込むことの経済効果に気がついたから、という有力な説があるけれど、最終的に、何かが動くときには、いつも経済効果が介在しているのかもしれない。
別の角度からみると、やっぱりそこはアメリカ、結局カネかよ、という話でもあるけれど、何かを動かすためには、賛成でも反対でもない中間派の助けが必要だし、個人個人の信条以外の力がパワーになることもある。
それで「動かない山」が動くならめっけものなのかもしれません。
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