PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

デッドとツリーハウスのゴールデン・ウィーク

ゴールデン・ウィークをいいことに、東京からたずねてきた親友Rとロードトリップに行ってきました。

最初のストップは、フィラデルフィアで行われたグレイトフル・デッドのコンサート。
1993年に初めてアメリカにきたときに、ジェリー・ガルシア・バンドのライブを見て以来、デッドのメンバーのショーは何度か見てきたけれど、デッドとしてのショーは初めて。

ちなみに、ショーが行われた会場は、フィリーズの試合をやっているスタジアムのすぐ隣。
始まる時間もほぼ同じだったので、路上を赤いTシャツを着たフィリーズのファンと、タイダイのTシャツを着たデッドのファンがごちゃまぜに歩いている光景がおかしかった。
そうはいっても、みんな白人のちょっと大きめの人たち。
Tシャツを脱がせたら、確実に見分けのつかない感じでありました。

ちなみに、これはデッドのショーの会場で撮った写真。

これまで見た、屋外のスタジアムでのショーの客層に比べて、意外に普通のかっこをした人たちも多いけれど、全体的に9割以上が白人。そしてみんな大きいの。
この人たちと同じ音楽を好きだと思うと、かなり微妙な感じ。
でもいいの、好きだから。

デッド系のショーを、都会の屋内の会場で、というセッティングで見るもの初めてでした。
会場に入る前に、わりと厳しい身体検査があったので、やっぱり都会だから違うのかしらん、などと思ってみたが、中に入ると起きていることはまったくおんなじである。
デッドのショーを追いかけることだけに人生を賭けているデッドヘッズたちはいるし、驚くほどの熱狂ぶりだし、きまりすぎて車いすで連れていかれる若者はいるし。

NYの友人たちに、デッドのショーに行くんですよ、へっへっへ、などと言うたびに、
「君は気づいてないかもしれないけど、デッドはジェリーが死んだときに、死んだんですよ」などと言われていた私。
しかし、ショーの内容は、そんなこと言わせないくらいに素晴らしかったのです。
年齢層でいうと、3歳くらいの子どもから、階段をのぼるのもやっとという感じのおじいさんまで、幅広い人たちがきていた。
文化はこうやって受け継がれていくのですね。

デッドのショーを見たあとは、ジョージア州のブランズウィックというところまで南下して、「森のなかのホステル」というところで2泊した。


ヒッピーのおじさんが30年ほど前に始めた森のなかのホステル。
ものすごく原始的だけど、清潔で美しいツリーハウスに泊まることができる。
宿泊料は、ビーガンの夕食がついて、なんと25ドル。
ちょうど、ヨガのリトリートをやっていたこともあり、ヨガのレッスンをうけたり、湖で水浴びしたり、ツリーハウスで昼寝をしたり、美しい月の下、ビールを飲んだり、スタッフのドラムの演奏を聞いたり。
静かな森のなかで、体が喜んでいるのを実感した2日間でありました。

ちなみに携帯電話とコンピュータは禁止。
完全リサイクルを実践しているし、自然を汚さないための努力もすごい。
そのヒッピー具合といったら、かなり極端なので、最初の数時間は軽い違和感なんて感じたりして。

興味のある人は、「森のなかのホステル」を英訳してグーグルすれば出てくるはずです。
ちなみに、水洗のトイレはないし、蚊はすごいので、キャンプが苦手なタイプの人にはおすすめしません。

ニューヨークに戻る途中で友人からかかってきた電話に、「デッドのショーにいって、ツリーハウスに泊まったの!」と言ったら、「君ってヒッピーだったっけ?」と言われた。
ニューヨークのような都会に暮らし、iPhoneがないと生きていけない私はもちろんヒッピーではない。
「森のなかのホステル」の2日間はよかったけれど、あそこに5日もいたら、きっと気が狂ってしまうと思う。
しかし、都会に暮らす現代人が、森のなかで、夢のような2日間を過ごせたのは、「森のなかのホステル」を運営しているヒッピーの人たちのおかげ。
こういう旅があるからこそ、また都会の生活に戻れるのです。
というわけで、ありがとう、という気持ちでいっぱい。

旅から戻る途中、忌野清志郎さんが亡くなったことを知った。
車のなかで、大好きな「鳥の歌」をかけていたばかりだったので、とても悲しい。
まだ日本に住んでいた若い頃、テレビで「タイマーズ」を見て、ものすごい衝撃を受けた。
私にとって、忌野清志郎さんは、お上や法律が言うことは、必ずしも正しいことばかりではないことを教えてくれた最初の大人の一人だったような気がする。
忌野清志郎さんの残した文化が、これからも受け継がれて行くことを祈るばかりです。


スポンサーサイト

| たまには日記 | 01:53 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

TRACKBACK URL

http://peoplewatching.blog94.fc2.com/tb.php/275-362a4a75

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。