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ヨーダと不況

ダウが恐怖の6000ドル代に突入しました。
さすがにこういうニュースにも馴れてきたけれど、先が見えない感じがおそろしい。

先日、あるヘッジファンドのオフィスで行われたコンファレンスコールの場に偶然立ち会うチャンスがあった。
電話の向こうには社長さん。こっち側にいるのはパートナーたち。
たまたまご挨拶に伺ったオフィスで、コンファレンスコールが始まってしまったのです。
いかにも不機嫌な声で社長さん。
「Your boy is raising tax on us」
Your boyというのはオバマのこと。
パートナーたちがオバマに投票したことを知っているので、増税について、ほーらみたことか、と言わんばかり。

ちなみにこの社長さん、お金持ちのなかでも超金持ちの部類に入るおヒトです。
オバマのプランが実行されたところで、税率は1%ちょいしか変わらないという。
そのうえもうお年寄り。
子どもたちも、孫たちも十分裕福な暮らしをしていくだけの蓄えがあるというのに、なんだかとても不安そうな様子である。
なんでそんなに持っているのに不安なんだろう?とつぶやいた私にお友達のヒトコト。
「持っているのに、じゃなくて、持ちすぎているから、だよ」

大富豪が私より不安だと思うと、なんか気分がラクになるけれど、最近の世の中で不安なのは一般庶民も一緒である。
ちょっと話は変わるけれど、こんなことがありました。
先日夜遊びに出かけたブルックリンのバーの軒先で立ち話をしていたら、若い女の子が話かけてきた。
I am trying to raise $2.00.

ようは2ドルくれよ、ということである。
特にすごく貧乏そうなわけでもないし、財布でも落としたか、と思ったものの、見知らぬ他人にお金をあげる趣味はないので、お断りした。
すかさず通りかかった別の男子に同じお願いをする彼女。

すると、お願いされた男子は、めっちゃ怒り狂っている。
How about $2 for your jacket?
Get the fuck out of here.
挙げ句には女子に蹴りを入れようとする始末である。
うちひしがれた様子でしょんぼり立ち去る女子。
これまさに、これから変わっていこうとする世の中のプレビューです。
毎日の暮らしが特に変わることはなくても、空気のなかに潜むぴりぴりとした不安感をかいま見ることが増えてきた。
そして恐怖と怒りは背中あわせ。

ヨーダの名言、覚えていますか。
そうそう、あのヨーダです。
Fear is the path to the dark side.
Fear leads to anger, anger leads to hate, hate leads to suffering.

不安や恐怖は誰にでもあるけれど、恐怖に人生をコントールされちゃうと苦しみが待っている、とヨーダは言っている。
これからの世の中、不安とうまくつき合えるかどうかが問われるのかもしれません。


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