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モダン・ヒッピー結婚式 in パラダイス

今週の前半は、おやすみをとってフロリダで行われたお友達の結婚式に参加してきた。
やってきた人の多くが、1週間くらい休みをとって参加した、ものすごくぜいたくな結婚式だった。
ぜいたくな、といっても、金銭的なことではまったくなく、時間的に優雅だった、ということである。
新郎新婦の友達約40人が、ひとつ屋根の下に生活し、朝起きると、誰かが朝ご飯とコーヒーを作ってくれている。
昼間はビーチでごろごろしたり、散歩したりして、夕方になるとお酒を飲みはじめる。
参加者の多くがアーティストだったり、ミュージシャンだったこともあり、毎晩、朝方まで、音楽あり、アートありの宴が続く。
ほかにどんなものがあったのかは想像におまかせします。

ビーチでの結婚式はこんな感じ。
すべて手作り、それはそれは美しい結婚式でありました。

tomand barbara

余談だけれど、結婚式が行われたのは、新婦が育ったというフロリダ北部のビーチタウン。
デイトナ・ビーチのすぐそばで、住人のほとんどが白人のブルーカラー、共和党の支持基盤という街である。
ビーチまわりを歩いていると、家3軒に1軒以上の割合で、売り出し中の看板が出ていた。
私は参加できなかったのだけれど、結婚式前夜のパーティーで、一行は地元のバーに繰り出したらしい。
そこで、カウボーイハット姿の白人の若者たちにからまれたらしい。
お前ら、alternative lifestyleのやつらだろう?って言われたそうな。
北西部からやってきたへんちょこりんな格好の集団が、地元のマッチョたちの目には、どうもゲイに見えたのだろう。
北西部とこのあたりでは、もちろんカルチャーが全然違うわけだけれど、お前らゲイだろう、と言わずに、alternative lifestyleという言葉を使うあたりが新しい感じがする。
こんな人たちでも、最近は、politically correct(政治的に適切)であることに気を配っているのだろうか。

それはさておき。
パラダイスとはこのことだ、と思いつつ、ビーチで考え事をしていたら、自分の今の生活を改めて考え直してしまった。

帰ってきたニューヨークは、どしゃぶり。
雨のなか、道ばたで口論をしている人をみたり、地下鉄に乗ったりする間に、昨日までいたパラダイスと都会の暮らしのギャップに対応できない自分を発見。
さらにおされなバーでの誕生日パーティに顔を出し、さらに落ち込んでみたりして。
旅から帰ってくるときは、いつもちょっと落ち込むのだけれど、今回特にがっくりきちゃったのは、やっぱり今の自分にとって、NYが物質社会の中心に思えるからかもしれない。
わかってるんですけどね。
今の自分には、NYに生活することが必要なんだってこと。
きっと田舎で暮らしていける境地にはまだないってことも。

結婚式の直前、20代の前半に、ものすごく短い恋をした相手から突然メールがきた。
私のことをグーグルしてくれて、メールをくれたのだという。
返信に、
I miss my young reckless days と書いたら、
ビーチにいる間に
I can't see you not reckless. Don't disspoint meと返事がきた。
ばかみたいだが、これでさらに落ちた。
一番失望してるのは自分だ、なんて思ったりして。
こんな大人になる予定だったっけって。
予定どおりにいかないのが人生だってわかっているつもりでも、こんな気持ちになった自分を発見し、これ、ミッドライフ・クライシス?(早いけど)、それとも軽いウツか、なんて考えてみた。

そうはいっても、落ち込み続けるわけにはいかないので、今日も気を取り直して外出した。
去年、エスクワイヤでインタビューしたエマージング・アーティストのEvan GruzisがDeitch Projectsで個展をやったから。


なんだか知らないけど、何度やっても画像が横になっちゃうんだけど。
この人は、大量消費や物質主義をとても厳しい目で見つめているアーティストだと思う。
そしてその彼が、初めての大きな個展でウィスキーをあおっている姿を見たら、ちょっぴりだけ気分があがってきた。
いやだいやだと思っているだけではいけない、ということなのかも。

最近、NYの治安が悪くなっているのかなと思うようなストーリーをよく聞く。
電話をひったくられた、とか、詐欺にあいそうになった、とか。
景気が悪いと人の心もすさんでくるし。
でも今回の結婚式で考えたこと。
景気が良かろうが悪かろうが、都会にいようが田舎にいようが、自分の精神はフラットに維持できる人間になりたい。
そんな境地に達せるまでにはまだまだ修行が必要そうである。


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