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タルサ、ホープ、そしてクリントン

そして、旅の最終目的地はオクラホマ州タルサでした。
かつて、「ネイティブ・アメリカンのヒトラー」と呼ばれたアンドリュー・ジャクソンが、ジョージアやアラバマにいたクリークインディアンたちを、強制的にオクラホマの居住区に追いやった。
そのときに、クリークたちが通った道を「Trail of Tears (涙の道)」と呼ぶのだけれど、先日アラバマで会ったメディスンマンがいたのがこの道の始まりのあたり、そして、タルサが旅の最終地点だったのです。
つまり、涙の道を体験してみよう、ということだったのだけれど、車でも10時間以上かかる。
これを無理矢理歩かされたのかと思うとねえ、ほんと、胸が痛いです。

タルサでは、もうひとりの旅の友T(白人、男性)のお友達Aちゃん(クリークとメキシコ人のハーフ、女の子)のおうちに泊めてもらった。
Aちゃんは看護婦さんで、地元のパンクバンドのドラマー。
到着した夜、彼女は夜勤だったのだけれど、カギをおいていってくれた。
しかし、暗闇のなか、到着してちょっとびっくり。
だって、壁にライフルがかかってるんです~。
こんなふうに。



その後、2日を一緒に過ごす間に、音楽の話で盛り上がり、滞在中には、クリークの家族のお墓参りにまで同行させてくれた。
私好みの男前の女の子。
仲良くなったのをいいことに、ライフルや狩猟のことなんかも根掘り葉掘り聞いてみた。

ライフルの使い方は、今も練習中。やっぱり動物を仕留めたりするのはなかなか難しいのだという。
もちろん銃を人に向けることは絶対にないし、できるかできないかは別として、あくまでも目的は狩猟。
やっぱり自分が食べるものは、自分で調達できるようになりたいのだという。
I know some people think we are crazy, but I feel like they are hypocrites if they eat meat.
私たちのことをクレージーだと思う人がいるのもわかるけど、肉を食べている人たちがそういうなら、偽善者よ。
おまけに彼女の場合は、狩猟はりっぱに伝統の一部なわけですからね。

ちなみに、オクラホマは、ネイティブインディアンもとても多く、そしてとても貧しい「red states」の代表格である。
ラリー・クラークの「タルサ」をおぼえている人も多いと思うけれど、いまだにドラッグ問題が深刻な場所の話になると必ず話題に上る。
そして、Aちゃんのような人は、伝統的には共和党に投票してきた。
なぜなら、銃規制に反対だから。
でも、それがさすがに最近変わって来ているのだという。
ブッシュ政権が、景気後退に対してまったく無策であることや、やっぱり、戦争に行く若い兵隊たちの大多数が、こうい場所から出て行くわけですから。
共和党は、こういう人たちの支持を失いつつある。
もっとも、民主党が彼らを救えるかといったら、そうではないと思うけれど。

AちゃんとAちゃんのママが、いくつか周辺地域のお墓につれていってくれたのだけれど、ひとつのお墓で、黒人とクリークのハーフのおじいさんと仲良くなった。
友人Pが撮影をしている間、30分くらい話をしていただろうか。
終盤にかけて、おじいさんが、「ヒラリーはどう思う?」
と聞いてきたので、「オバマさんのほうが好きよ」と答えたら、

SHAME ON YOU!!!!!
WHAT IS WRONG WITH YOU?
とカミナリをくらいました。

キミは、あれだけ素晴らしかったビルの時代をおぼえていないの?
ヒラリーが大統領になったら、ビルが貧しい僕らを救ってくれるんだよ!
ヒラリーに投票することは、実は、ビルをホワイトハウスにもう一度送り込むことなんだよ!
どうしてそれがわからないの!!!!!!

と大コーフンのおじいさん。
実はビルに投票するつもりでヒラリーに投票している人はけっこう多い。
特にこの世代においては。

でもね、でもね、ヒラリーが勝ったとして、ビルに権限を与えると思う?
モニカの事件であれだけ恥をかかされたのに、自分が当選して、ビルを立てると思う?
そう思うとしたら、おじいさん、女のことを何もわかってないよ、
とジョークまじりに言ってみたら、おじいさん、呆然としてました。

ヒラリーは、ビルのことを許したんだよ、と小さい声で言ってたけど、
そんなはず、あるはずないじゃーん!!!!
とはりきって否定しておいた。
女の恨みは恐ろしいんです。ふっふっふ。

ま、それは冗談だとしても。
オクラホマは、ビルが生まれ、史上最年少で知事になったアーカンソーのとなり。
いまだにこのあたりの民主党の方々はビルが大好き。
ビルの生まれたその名も「HOPE」という街では、I MISS BILLというグッズとかが売られている。
私もつい買っちゃいました。マグカップ。

てなわけで、タルサで3泊し、途中寄り道しながらニューオリンズ経由で帰って来た。
とってもたくさんの人に出会い、とっても興味深い経験ができた。
こういうことのために、働いてるのよねえ、とあらためて実感。
さ、今日からまたがんばるぞ。







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