前回、NY知事の売春スキャンダルを「こっちでは大騒ぎなのに、日本ではほとんどニュースにならない事件」と書いたけれど、そんなことはなかったらしく、いくつか問い合わせなどもありました。
失礼しました。
(ちなみに、以前、ニュージャージーの知事が「僕はゲイでした」と告白したときに、記事を書こうとしたら、「うーん、知事じゃあねえ」といわれた経験があったから、これもニュースにならないと思ったんですが)
知事が辞めてコトは収束に向かっています、と言いたいところだけれど、そんなこともなく、タブロイドが「クリステン」もといアシュリー・デュプリーという22歳の女性を追っかけている。
ところで、3〜4年前に、まったくニュースにならなかったNYローカルな事件で、「NYコンフィデンシャル」という売春組織が摘発された事件があった。
そこにはナタリアというやっぱり1時間何千ドルという人気コールガールと、「おれはピンプの王様だ」と吹いていたジェイソン・イツラーという童顔の白人男性がいて、この二人の組み合わせがキャッチーだったから、ひとしきり話題になった。
そして、彼らを摘発したのは、スピッツァー(当時は司法長官)率いる検察のチームだったわけです。
てなわけで、2年半服役して今は自由の身になったジェイソン・イツラーが、今、喜んでテレビに出ている。そしてやつがいうには、「クリステン」も、「NYコンフィデンシャル」でいっとき働いていたという。
これがホントかウソかはおいておいて、皮肉なもんですね。
こいつがテレビで、そんなアイロニーを、こうまとめていた。
I am the king of all pimps
He was the king of all hypocrites.
僕はピンプの王様だけど、(スピッツァーは)偽善者の王様だったわけだ。
恐るべし、カルマ。
この事件で、私は予想してなかったけど、意外に火の粉をかぶっているのがヒラリーです。
スーパー代議員の一人だったスピッツァーが辞任したことで、貴重な一票を失っただけじゃありません。
何かというと、今回の流れで、「過去の政治家のスキャンダル」のおさらいをするテレビ番組が多く、ビル・クリントンが過ちを認めるシーンが繰り返しながれるわけです。
横にいるのはヒラリー。
「間違いをおかしちゃった夫のそばでサポートのジェスチャーをする嫁」というイメージは、彼女が今投影したいイメージでないことは確実です。
当時の彼女の写真をあらためてみると、ヘアスタイルといい、スーツの感じといい、明らかに「政治家」ではなく「政治家のヨメ」だし、私がヒラリーだったらきっといたたまれなくなるだろう。
それにしても、この手のスキャンダルが起きると、謝る政治家の横に必ず妻が寄り添うの。
そんなことをするから、夫が遊んじゃうんだと思うんですが。
というわけで、このネタは卒業します。
最後におまけで、昨日、お友達のaiさんがコメントしてくれたなかで言ってたオバマ支持のミュージックビデオ(これは第二弾バージョン)。
別にひいきじゃないよ。