2009年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年12月

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

三谷幸喜さんのNY公演について考える

ちょっと前のことになるけれど、私の周りの在ニューヨーク日本人が何人も、三谷幸喜さんの舞台「Talk Like Singing」を見に行っていた。
最初に断っておくと、私はこれ、見てません。
余裕がなかったこともあるし、その前の週あたりから、空席が目立つと困るので、行く人いませんか?というようなメールがいろんな方面から転送されてきて、行く気がうせてしまった、ということもある。

そして、見に行った人たちの評価は、あんまり高くなかった。
厳しいところでは、「学芸会か」というようなものもあったし、わりと好意的なものでも、「おもしろかったけれど、アメリカ人には伝わらないと思う」という感じだった。

私は見ていないので、内容について、あれこれいう資格はありません。
(ちなみに、すごく丁寧に書いている人がいて、これをお友達が転送してくれた。

日本のマスコミは、大々的に、かつ「快挙」とか「成功」とか、ポジティブな言葉をつかってとりあげていたけれど、地元メディアのカバレッジはほとんどなし。
上のブログにも書いてあるけど、NYポストが、とても厳しいレビューをのせたくらい。

これについてあれこれ読んでいるうちに、なんだかとてもがっかりした。

日本からニューヨークにやってきて、やっぱり日本の文化ってすごいと思うこと、多い。
ファッションにしても、文学にしても、アートにしても、世界の舞台にのせて、きちんと勝負できるものってたくさんあるんです。

そうはいっても、ニューヨークは世界中からやってきた人が、ベストのものを見る場所でもある。
たとえば、ミュージカルや舞台だったら、田舎の小さな劇場からはじめて、観客の反応をみながら、脚本や演技に磨きをかけつつ、長い時間をかけて、ブロードウェイを目指したりするわけです。

今回のケースでいえば、短い公演のために、日本からキャストやスタッフを送り込んで、きっとたくさんの資金を投入して、ニューヨークにもってきたのだろうと思う。
そして、日本を代表する才能ってことになっている三谷さんをつれてきた。
でも、だったらなおさら、もうちょっと別のやり方があるんじゃないかと思う。

こちらにきて10年以上の間に、日本からやってきたいろんなアートや音楽、それにショップやレストランが、ニューヨークに進出するのをみてきたのだけれど、実力があって、きちんとニューヨークに対して勝負しようとしたものは、正当な評価をうけるもんだなと思ってきた。
一方、お金で買うようなやり方は、やっぱりうまくいかないし、うまくいかなくて撤退する日本ビジネスもたくさん見てきた。

なんかものすごくもったないことが起きたような気がする。
そして、マスコミについていえば、厳しくしないことだけが愛情じゃないと思う。

というわけで、今回のことは、舞台を見てないなりに、いろいろ考えさせられたのでした。
こんなこと書くと、「見てないのに言うな」と怒られそうだけど。
スポンサーサイト

| 不思議の国ニッポン | 07:19 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

Twitterのススメ

最近、ブログの更新が滞りがち。
なぜかというと、やっぱり、考えていることや、発見したことを、Twitterで出しているので、ブログを書かないと!みたいな衝動が少なくなっているのかもしれない。

以前、私はTwitterを「よくわからん」と書いたことがあったけれど、やってみるとこれほど便利な情報ツールはないような気がしてきた。
そして、周りの人間を見ても、「この人って、先見てるよな」と思う人は、みんなTwitterを使っている気がする。

特に、お友達KくんのススメでTwitterDeckというアプリケーションを使い始めてからは、コンピュータ起動しているだけで、ニュースががんがん入ってくるし、政治家とか有名人のTweetも見られるし、東京のお友達ともいつもつながっているような気になるので、すっかりはまっています。
見るだけの使い方もありだと思う。
そうはいっても、もともとマメな性格じゃないので、いきなりしばらく放置したりもしているのだが。

そういえば、MySpaceが最近不調で、激しくレイオフなどを繰り返しているという話を聞いた。
私は、MySpaceを、見るだけ専門で使っていたのだが、最近では、音楽を見に行くときとかに、事前にチェックするくらいの使い方しかしていない。
こうやってコミュニケーションの方法が増えてくると、当然古くなるものが出てくるのも当たり前なわけで、MySpaceがそうなってしまったのも、時代のひとつの流れという気がする。
とすると、来年の今頃は、Facebookすら使っていなかったりして、なんて考えたりもします。

というわけで、Twitterのススメ。
やっている人は、お友達になりましょー。

| メディア | 06:50 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

何でもほしがるのは女の特権か

先日、信頼する編集者のSさんとご飯を食べていたときのこと。
さくまさん、子どもとか考えたりするんですか?と聞かれた。

うー、と考えながら、
「絶対ほしくないとも思わないし、どうしてもほしいとも思わない」
というような答えを返したと思う。

それに対してS氏。
(お酒が入っていたので、あんまり正確には覚えていないのだが、Sさん、間違っていたらごめんなさい)
「違うな、それ。
何でもほしがるのは女の特権ですよ」

ふむ、なるほど。
そういうふうに考えたことはなかったな。

それについて、ここ何日も考えています。
周りを見回してみると、「絶対いらない」派か、「どうしてもほしい」派にはっきり分かれるような気がする。
もう作った、できちゃった派はおいておいて。

最近、親しいカップルと食事をしていたときに、女性のほうが、
「今の仕事があまりハッピーでないので、大学院に行こうかと考えている」
というようなことを言っていた。
その日、男子のほうと二人きりになったときに、彼が
「彼女があんまりアンハッピーなので、子どもでも作ろうかと思うんだよね」
という。
本人が大学院に行きたいと言っているのに、子ども????
となった私に、彼がこう言うのです。

I am not talking about you, but a lot of women are confused about what they want to do until they get pregnant.
君のことを言っているわけじゃないけど、女性の多くは、何をやりたいかわからないことが多いんだよね。
妊娠するまでは。

おいおい、それは違うんじゃないか、と突っ込みを入れてやりました。

というわけで、先日、子どもを持てる年齢ぎりぎりか、それを過ぎたと思われる女友達(既婚)に意見を求めてみた。
It was never my priority.
(子どもは、私にとって優先事項じゃなかったの)
女性は、子どもをほしがるもの、というのが前提にあるんだよなー。
そして、もたない、という選択が「あきらめ」でないことだって、まあ多くはないかもしれないけれど、けっこうある。
(余談だけど、勝間和代氏の35歳独身限界説を読んで、腹が立ったのは私だけではないですよね)

ちなみに、私に、「子ども、持ったほうがいいよ」と言ってくれる人がけっこういる。
私みたいな人間が、子どもを持ったらどうなるだろう、という好奇心かもしれないし、単に楽しいよ、という意味で言ってるケースもあると思う。
そして、自分としては、子どもを持ったら楽しいだろうな、と思うときもけっこうある。
しかし、あんな偉業、私にはできそうもないと思うことはもっとある。
あっという間に36歳になってしまい、まだまだやりたいことも、会いたい人も、行きたい場所も山ほどあるのに、その上、子どもを持ちたいなんて思ったら、バチがあたりそうな気がするの。
そしてそれは、「あきらめ」とはちょっと違う。

優しいSさんは、「何でもほしがっていいんだよ」と言ってくれたけれど、欲しいものだって、すべては手に入らないわけだから、優先順位をつけるしかないような気がするのです。
違うかな?
ほしがったほうがいいのかな?


| たまには日記 | 06:58 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

またまた山ごもり

今週は、ニューヨークにいないとできない仕事がなかったので、ニューヨーク州北部に週末用のお家を持っているお友達の好意に甘えて、また久しぶりに山ごもりをしています。
このあたりは、郊外の家を週末だけ使う人が多いらしく、あたりにも人がまったくいない。

やってることはいつもと変わらないのだけれど、夜がやってくるのが早いので、必然的に朝が早くなる。
そして、夜繰り出すこともないので、仕事の効率もかなりいい。
たまっていた本を読んだり、文章を書いたり、林のなかを散歩したり、もちろん食事は毎食自炊だし、今週は肉とお酒を断っているので、自分の体がどんどん元気になるのが手にとるようにわかります。

が、そうはいっても、山ごもりをするタイミングを読みあやまったかなという気もする。
ヤンキースのワールドシリーズ制覇もあったし、市長選もあったし、一応、こういう仕事をしている人間として、いろんなことの震源地のそばにいたほうがいいのではないか、と不安になったりもする。
野球のファンなわけではないし、プロスポーツはむしろ好きじゃない。
市長選だって、ブルームバーグ市長が、1票あたりになおすと180ドルにもなる資金を投入して、結果は見えてたわけである。
それでも、NYからたった1時間の距離なのに、これだけ静かだと、テレビでNYの様子をみていても、ものすごく遠くで起きている気がして、世捨て人のような気分になるのです。

しかも、山ごもりをします、ということをあまり多くの人に言わないまま勢いで出てきてしまったので、「飲みにいこうよ」とか「どこどこでイベントがあるらしい」みたいな連絡がきたりすると、急に寂しい気持ちになったりするから情けない。

そんななか、昨日、男友達の1人から、週末何してんの?イベントがいっぱいあるよ、という電話があった。
「実は、山にいて、日曜日まで帰らない予定なんですけど」
といいながら、ついつい、おもしろいことがあるんだったら、ちょっと予定を早めてもいいかな、なんて一瞬考えてしまったあほな自分がいました。
そんな私の悶々とした気配を感じ取ったか、
You are only missing out on what you need to be missing out on.
Don't even think about coming down.
(今見逃してることは、今君にとって見逃すことが必要なこと。
山をおりようなんて考えるなよ。)
と言ってくれた友達の言葉にはたっと目が覚めた。

ニュースも、楽しいイベントも、私がそこにいようといまいと勝手に進んでいくわけで、私がNYに戻れば、またそこにあるものなのである。
せっかくここまできたのだから、今ここにいる自分に集中しないとな。

というわけで、今朝は早起きして、日の出をみにいった。
誰もいない山のうえで、朝日の独り占め。
生きててよかった。



| たまには日記 | 06:48 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

2009年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年12月

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。