2007年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2008年01月

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Into The Wild  ~荒野へ

into the wild


クリスマスの後、ちょっと時間ができたので、どうしても劇場のスクリーンでみたいと思っていた映画を見に行ってきた。
「Into The Wild」。
エリート大学を卒業して「両親への義務を果たし」、持ち金を全部慈善団体に寄付して、お金を持たずにヒッチハイクの旅に出た若い男性の物語です。
旅の最後に、アラスカにわたり、誰もいない荒野で自給自足の生活をする・・・
ジョン・クラカワーが本にもしている実話です。

監督はショーン・ペン。
音楽はパール・ジャムのエディ・ヴェター。

これ、日本では公開しないのかな。
ものすごくよかったけど。
アメリカの広さがよくわかる。
そしてこの男の子がとった手段はものすごく極端だけど、誰でも共感できる人生の迷いを描いている。
自分の人生に迷ったとき、もう一度見てもいいかも、なんて思ったりして。

アラスカに旅に出るまえ、ちょっといい仲になった女の子に主人公がいうセリフ。

When you want something in life,
you just gotta reach out and grab it.

2008年のテーマかも。
欲しいものが、手の届くところにあればいいけど。
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| 映画/テレビ | 08:04 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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2007年のベストクオート

年の瀬である。
いろんなメディアで、「今年印象に残ったクオート」のベスト5とかベスト10をやっている。
ドン・アイムスの「nappy headed ho」 もあるし、ゴンザレス前司法長官のまちがったのはオレじゃないよ発言「mistakes were made」や記憶にございませんの「i do not recall」も入ってる。
しかし、一番人気は、
Don't tase me, bro.

ジョン・ケリーの講演現場で、攻撃的な質問をした学生が、現場からひきずり出されるときにテーザー銃で撃たれて、警官にいったセリフです。
taseというのは、taserの動詞系。

このビデオは、ニュースで何度も流れて話題になった。
下のは、リミックスバージョン。笑えます。


だけどこの事件のあとに、カナダの空港でテーザーを使われたポーランド人男性が死亡する事件があって、笑えない展開になった。

と、話がそれたけど、そんなわけで、今年一番のクオートは、このセリフだったというわけです。
ベストクオートを見ていると、今年起きたいろんな事件が思い出される。

個人的にも、このブログを始めたり、ほんとに多くの人にインタビューをした。
インタビュー以外でも、いろんな人と出会ったし。
テキサスのフリーメーソンのおじいちゃんとか。

今年の年末は比較的ゆっくり過ごしている。
会社員時代からフリーになったばかりの数年は普通に31日まで、そして2日から働いていたし、去年は初めてまとまった休みを取ったけど、日本に帰ったので結局ばたばたした。
今年はNYでゆっくりしているので、1年を振り返ったりする余裕ができた。

先日、ヨガに言ったら、先生が言ったヒトコトがとても心に残った。
What story can you tell yourself about yourself?
私はこういう人間です、と他人に説明するのと、自分自身に言うのとではちょっと違う。
他人には見栄も張るだろうし、外向けのプレゼンだってあるわけだから。
自分に何を言えるかで人間の真価が決まる、っていうようなことだった。

というわけで、年の瀬、自分が今年何をしたか、来年どんな年にしたいか、自分自身とちょっと話し合ってみようと思います。

| 普通の人々 | 08:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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クリスマスに思うこと

クリスマスじゃないフリをしてしまう自分を発見する瞬間がよくある。
日本にいたときに、お歳暮とかお中元を、なんて無駄な習慣だろうと思っていたのとちょっと似ている。
クリスマスのデコレーションとか、ムードとか、買い物とか、嫌いなわけじゃないし、むしろ好きなはずなんだけど、街に人がわさわさ歩いていて、どこを見ても「消費、消費」と書いてある感じにはなえる。
というわけで、五番街とかにはなるべく行かないようにしている。
だってまっすぐ歩けなくていらいらするばっかり。

それにしても、この消費消費の浮かれムードを見ていると心配になる。
大丈夫か、この国。
サブプライム問題で信用不安が言われて久しいのに、みんなすごい勢いで買い物をしている。
国民の債務レベルが、可処分所得の133%で、史上最高になったというニュースを聞いたのはそんなに昔じゃなかったはずだけど。
クリスマスプレゼントは、「買える」ってことが前提だと思うのだが、そうじゃないみたい。
心のこもったカードじゃだめなのかな。
1月になってから、クリスマスに買ったもののカードの支払いについて、どきどきする、ということになる。
私の周りに、そういう人、とってもたくさんいます。
友人だと、考えるだけで心臓が痛い。

なんて思っていたら、ニュースでこの人の運動を見つけた。


ビリー牧師。
Church of Stop Shoppingってのをやってるらしい。
私、この人にはなんかのイベントで会ったことがある。
確かバイク・フィルム・フェスティバル。
怪しい、この人、って思って近寄らなかったけど。
ブリーチした金髪、白いスーツ・・・
明らかに様子がおかしいんだもん。
しかし、街でこんな運動をやってはうざがられて、たまには逮捕されちゃったり、メガホンを取り上げられたりしてるらしい。
でも言ってることはまちがってないぞ。
がんばれ、ビリー。

確かにプレゼントをもらった相手は喜ぶと思うけど、そのために恐ろしい負債を抱えてるって知ったら、そんなにうれしくないと思うし。
相手が喜ぶ、よりも、企業が儲かる、のほうが大きいと思うのだが。
確かに、国民が消費すると、それは景気にとってはいいわけで、それは、今まで景気を支えてきた住宅バブルにも同じことがいえるのだけど、パンクしたら意味がないじゃん!って思うのだけど、きっとこれはものすごく少数意見なのだと思われる。

というわけで、心配。
そしてクリスマスになえる。

でもクリスマスにはいいこともある。
みんながなんだかいい人なのである。
今日、バスに乗ろうと走っていたら、バスが発車したので、ちーっと舌打ちをしたら、走り出したバスが止まったのである。
ありがとう!と言ったら、運転手さんがこういった。
It is Christmas, you have to get home, right?

こんなことは滅多にないぞ。
いつも、見えてるくせに発車するのに!
クリスマスっていいなあって、今年初めて思ちゃった。

| 時事 | 09:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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犯人は外国人?

朝起きるととりあえずは日本の新聞のニュースをネットでみるのだけれど、銃乱射事件、というあとに佐世保、と書いてあったので、びっくりしました。
銃乱射、迷彩服、定職がなく・・・
うーむ、どこかで聞いたような話である。

マイケル・ムーアが映画「ボーリング・フォー・コロンバイン」で取り上げたコロンバイン高校の事件が起きたのは、私が社会人一年生だった確か98年か99年だったと思うけれど、今年はバージニア工科大学もあったし、もっと最近では、コロラドの教会で起きた事件とか、オハイオのショッピングモールで起きた事件とか、頻繁に起きるようになってきた。

この手の事件の犯人には共通項があるらしい。
仕事がなかったり、友達がいなかったり、おとなしくて内にこもりがちな若者が、鬱々とした気持ちをためていくうちに、誰か特定のグループとか人に怒りを持って、ある日爆発する。
テレビなどで、心理学者や犯罪学者の話を聞いていると、この手のケースは、SOSの信号を出しながら誰にも気がつかれないまま進行してしまうことが多いという。
そして、たいていのケースの場合、最後には、自殺、という結末で終わる。

バージニア工科大学の犯人は、NBCに送ったテープのなかで、こんなふうに言っていた。
This is it.
This it where it all ends.
End of the road.
What a life it was.
これで終わりだ。
ここですべてが終わる。
終点だ。
なんという人生だったことだろう。

頭のおかしい人がやった、と言うのは簡単だし、銃規制を考えることもできるけど、ここまで追いつめられた人物を作り出しちゃった社会のこともきっと考えないといけないんだと思う。

ところで、この事件が海外でどういう風に報道されているのだろう、と思って調べていて気がついたのだけれど、「犯人は外国人」という報道があったのですね。
呼び出されたけどジムに入れなかった同級生も、「外国人だと思った」と言っていたみたいだし。
なんで、また、外国人だと思ったのだろうか。
よくわからない。
産経にいたっては「倉本さんは最近、外国人につきまとわれていたという情報もある」なんて書いている。

これについては、帰化した米国系日本国籍のブロガーさんが、詳しく書いているのを見つけた。
日テレが「黒人だ、という人が多かった」というコメントの「黒人だ」というところを赤字で強調して報じているのをキャプチャーで紹介している。

このブロガーさんは、「外国人お断り」の温泉を提訴したこともある人。
確かに、外国人、と言われる人からすると、「外国人の犯行」と決めつけられるのは愉快じゃないと思う。
でも、こういうことを、間違ってるよ、と言っても、わかんない人にはわかんないしなあ。

偏見のあるやつに、それって偏見じゃーん、って言っても通じない。
アメリカに住んでもう11年も経っちゃったけど、その間、直球の人種偏見の対象になったと思ったのは、今思い出すと多分3回(じろじろみる、とかそういうのは別として)。
ユニオンスクエアのマクドナルドのトイレで「チンク(中国人に対する蔑称)のせいで俺たちが苦労しているんだ」と酔っぱらいにからまれた(マクドナルドのマネジャーが来て、助けてくれた)。

クイーンズの駅のホームで、白人のおじいさんに耳元で、「チンク」と言われた。こいつはたちが悪く、しかも近所に住んでいたので、すれ違うたびに言いやがって、ほんとに切れそうになった。

そして、最近も、うちのビルに住んでる老女がレイシストで、私が通ったあと、すぐに「ボートでやってきて住み着きやがって。中国人はネズミを食べるらしいじゃないか」と言ったってことをドアマンが教えてくれた。今度あったら、顔がネズミに似てるって言われませんか?と言ってやろうかなと思った。
すっごくまずそうだけど。

別に中国人だからどうとかじゃなくて、アジア人はみんなチンクだと思ってるってことだと思う。
そしてNYでも、80年代くらいまでは、ヒスパニックが悪い事をすると、普通に「プエルトリカンの犯人が、」って報道で言ってた、という話を聞いた事もある。

メルティングポットと言われる場所でもこうなんだから、異質なものを受け入れるような土壌を作るには、時間がかかるということでしょう。
日本も永遠に単一民族国家ではいられないわけだから、こういうことにセンシティブな教育をしないとねえ。

| 不思議の国ニッポン | 08:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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水攻め体験 by オルタナティブ・ジャーナリスト

最近、アメリカの一納税者として、一番腹が立ったこと。
それは、CIAがアルカイダ幹部の"尋問"を記録したテープを破棄していた、という事件。
冷戦が終わって、CIAの存在価値が問われていた時代が懐かしい。
ブッシュのwar on terrorですっかり生き生きしちゃったCIAがやりたい放題。
私の血税が、拷問やテープ破棄にも使われちゃってるかと思うと、やりきれない。

問題のテープにうつっていた”尋問”シーンで使われたテクニックは、waterboardingと言われるらしい。CNNの日本語サイトには、水責め、と書いてあったけど、水攻めよねえ?違う?
尋問される人は寝かされて、水をのどに流される。
問題は、これが”尋問”か”拷問”か、ってことだ。
溺れたときの感じに似ているけど、すごくつらいらしい。
でもやっぱり新聞で読んでる分には、いまひとつぴんとこない。

と、思ったら、すごいやつが登場した。
current TVのリポーターです。
水攻めを体験して、動画を公開している。
これはものすごい迫力だから、ぜひみてください。

しかもこの人は、元米兵で、訓練でも体験したことがあるという。
実際にこの拷問(あえて書くけど)をされた、アルカイダの幹部が1分持たなかったのに、20分以上耐えて、見かねたプロデューサーが止めに入ったらしい。
ま、実際の拷問とはちょっと違うかもしれないが。

この人は、水攻め=拷問というポジション。
CNNのアンダーソン・クーパー360という番組に登場して、こんなことを言っていた。
I think, ultimately, that makes us less safe in the world, not more safe.
最終的に、(拷問は)世界のなかで(アメリカの立場を)、より安全にするのではなく、より危険にしている。

そして、このプロジェクトをやった理由について、「アメリカ市民に判断してほしいから」というように説明していた。
これみたら、拷問って思うしかないと思うが。

ちなみにCurrent TVは、こういう人をvangard journalistと呼んでいるらしい。
直訳すると古くさい感じになるけど、前衛ジャーナリストってこと。
オルタナティブってことかな。

こんな根性を持ち合わせていない人間からみると、同じ名前の職業だっていうだけで恥ずかしいくらいである。
今日、たまたま、グーグル創立者の結婚についての記事を書きながら考えていたのだが、最近、「ジャーナリスト」という職業の幅もぐっと広がった気がする。
オンライン・ブロガーも、紙媒体に書いている人も、ジャーナリストだが、やっていることはまったく違う。
と、ふがいない自分を慰めたりして。

というわけで、自分の小さな力でできること、考えてみた。
気がついたら、もう2007年も終わっちゃうけど。
水攻め体験ジャーナリストにはなれそうもないけれど、来年も、一日一歩の精神で。


| 政治 | 17:56 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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ジーザスランドのみなさんに朗報

けっこう前(2005年1月)のことだが、ジャーナリストの青木富貴子さん(学校の先輩である)が、論座に「アメリカはいつから『神の国』になったのか」という記事を発表していたことがあった。
確かにNYにいると、アメリカの「神の国」化には、びっくりするときがあるけれど、ミドルアメリカを旅すると、この国はジーザスランドなのよねえ、といつも思ってしまう。
どんな田舎にだって、いろんな宗派の教会があるし、バンパーステッカーにだって、バーのトイレの落書きにだって、必ずGODという言葉を見つけることができちゃうのです。
なんでそんなことを考えたか、というと、最近、NYの街角でも、神がどうとかこうとか、言っている人が増えたような気がするから。
気がする、だけで、もとからいたのに気がつかなかっただけかもしれないが。

今日、地下鉄で見かけたのは、
Jesus is coming back!
と叫んでいた青年。
ほんと?ほんとに帰ってくる?と聞きたくなりましたよ。
ま、私のような人間には、ジーザスが存在したのかどうかもよくわからないし。

それはさておき。
大統領選に向けた世論調査に動きが出て来た。
今日のニュースによると、たとえば今日選挙が行われたと仮定すると、共和党サイドでヒラリーに勝てるのは、マケインだけだという。
つまり、ジュリアーニも、ロムニーもだめってことだ。
そして、逆に共和党の候補に勝てる可能性が一番高いのは、エドワーズらしい。
???である。

ジュリアーニがここへきて、めちゃくちゃ苦戦している。
驚くことでもないかもしれない。
なぜなら、ジュリアーニが今までやってきたことが、共和党支持者の大きな部分を占める、”religious conservatives"という人たちに、人気がないから。
宗教右派のみなさんにとって重要なのは、同性愛者問題とか、中絶問題とか、離婚とか、“価値観”をめぐることである。
個人的には、それと大統領としての資質には何の関係もないような気がするが、ジーザスランドでは大切な問題なのである。
最近まで共和党の世論調査をリードしていたロムニーは異端と言われるモルモン教徒。
ジュリアーニは離婚経験者。
悩みの深いジーザスランドのみなさん。

というわけで、最近のジュリアーニは、なりふりかまわず。
市長時代には、離婚の手続きもすんでないのに、公然とガールフレンドの別荘を訪ねたりしてたわけだし、離婚を控えて住む場所がなくなったときには、ゲイの友達と一緒に暮らしていたこともあるので、今更何を言っても無駄なような気がするが、じたばたじたばた。
びっくりしたのは、先週日曜日のMeet The Pressに登場して、同性愛は罪だと思うかたずねられたときの答え。
It's the acts -it's the various acts that people perform that are sinful.
(罪なのは)人々の行為だ、罪なのは、人々がするいろいろな行為なのだ。

うっそ~、とひっくり返りそうになちゃった。
罪を憎んで人を憎まず的なレトリックであるが。
嫁に追い出された自分に寝る場所を提供してくれたゲイの友達に、これ、言えちゃうんだろうか。
というか、人気取りのために、意見が変わる日和見主義者だって、ヒラリーをぼろくそに言ってたはずなのに。

そもそも私はジュリアーニ、好きじゃないんです。
NY市長時代には、確かに街がきれいになったけど、街をきれいにするために、身分確認もせずに市民を逮捕したり、えええ??って思うことも多かった。
やつがヒーローになったのは、911があったから。
しかし、立候補してから、さらにがっかりすることが多い。
今まで言ってたことを、しゃあしゃあとひっくり返している姿をみると、がっかりするなり。

というわけで、最近はジュリアーニ、旗色が悪い。
と思っていたら、共和党に、強力なダークホースが登場した。
今までほとんどノーマークだったマイク・ハッカビーくんです。
イケメン、弁も立つし、なんてたって、バプティスト教会の牧師ですよ。
もちろん中絶も同性愛も否定している。
ジーザスランドのみなさんが喜ぶわけである。
そしてギターだってひけちゃうんです。
有権者は意外にこんなことに弱いから。

個人的な好みはおいといて、ハッカビー人気急上昇の理由は、このビデオをみるとよくわかる。
ロムニーとジュリアーニが叩き合いに夢中になってる間に、勝負をもってっちゃうのはこの人かもしれません。





| 政治 | 09:26 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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MoveOn.orgはアメリカの造反者? ~CNN

確か金曜日あたりだと思うけれど、CNNで、「Campaign Killers」という特別番組をやっていた。
選挙におけるネガティブ広告の話。
大きなテーマは、ネガティブ広告(政敵を攻撃するタイプの広告)、しかも、事実を曲げたり、誇張したりという内容のネガティブ広告がなくならないどころか、増えているのか、というところだったと思う。

レポーターは、最近NBCから移ってきたキャンベル・ブラウンという美人アンカーである。
全体的には共和党サイドも民主党サイドも取材していて、フェアな報道という印象を受けた。
のだが、一瞬、ん?と思った瞬間があった。

左派の政治団体MoveOn.Org(よくマイケル・ムーアとか、アル・ゴアとコラボしているところ)が、ちょっと前に、新聞に出した広告についてのところ。
問題の広告は、「General Petraeus or General Betray Us?」というやつで、司令官のペトレアスと「裏切る」の「ベトレイ・アス」を引っ掛けたのである。

ん?と思ったのは、キャンベル嬢のこのヒトコト。
General David Petraeus made his reputation taking on insurgents in Iraq.
But when he came to Capitol Hill in September, he was confronted by American insurgents, a liberal anti-war group called MoveOn.org.
ペトレアス司令官は、イラクの反政府勢力に対する取り組みで評判を確立した。
しかし、9月に議会をとおずれたとき、彼はアメリカの反政府勢力、リベラルな反戦グループ MoveOn.org.による対決を受けた

って感じだろうか。
気になったのは、insurgentってコトバ。
辞書には「暴徒」とか「造反者」などと書いてあるが、なんとなくいつも使われているのを見ていると、もっとネガティブな気がするのよねえ。
いいのかしら、ちょっぴり過激とはいえ、政治団体をこんな呼び方して、っとちらりと思ったのだが、その後、すっかり忘れていた。

と思ったら!
リベラル系のブロガーさんたちが怒っているではないですか!!

なぜなら、私も知らなかったんだけど、キャンベル・ブラウンのダンナは、共和党のストラテジストで、イラク軍のスポークスパーソンを勤めていたこともあるんだって。
今は違うけど。
だから、そんな人間が、左派の政治団体をinsurgentっ呼ばわりして!って大騒ぎのもよう。

私もそれを読んだときは、CNNよ、お前もか、とか、ヒトコト断っとけばいいのにな、とか思ったのだが、いろいろ考えると、とてもフクザツな気持ち。

ま、彼女が共和党寄りの思想を持っているかどうかはわからないのだが、たとえば持っていないと仮定すると、仕事をしているのに、夫の仕事のことであれこれ言われるのは面倒くさいだろうなとか。
シュワルツネッガー家だって、夫は共和党だが、ヨメは民主党だし、とか。
そういえば、前に女友達が、いい感じでデートしていたドクターが共和党支持で、それさえなければいい男なのに!!!と、騒いでいたけど、最終的には結婚し、1ヶ月で別れたこととか、思い出しちゃった。
日本にいたときには、男性の政治思想なんか考えたこともなかったが、アメリカではわりと切実な問題なのである。
というわけで、今日は結論、出なかった。

| 政治 | 18:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

2007年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2008年01月

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