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三谷幸喜さんのNY公演について考える

ちょっと前のことになるけれど、私の周りの在ニューヨーク日本人が何人も、三谷幸喜さんの舞台「Talk Like Singing」を見に行っていた。
最初に断っておくと、私はこれ、見てません。
余裕がなかったこともあるし、その前の週あたりから、空席が目立つと困るので、行く人いませんか?というようなメールがいろんな方面から転送されてきて、行く気がうせてしまった、ということもある。

そして、見に行った人たちの評価は、あんまり高くなかった。
厳しいところでは、「学芸会か」というようなものもあったし、わりと好意的なものでも、「おもしろかったけれど、アメリカ人には伝わらないと思う」という感じだった。

私は見ていないので、内容について、あれこれいう資格はありません。
(ちなみに、すごく丁寧に書いている人がいて、これをお友達が転送してくれた。

日本のマスコミは、大々的に、かつ「快挙」とか「成功」とか、ポジティブな言葉をつかってとりあげていたけれど、地元メディアのカバレッジはほとんどなし。
上のブログにも書いてあるけど、NYポストが、とても厳しいレビューをのせたくらい。

これについてあれこれ読んでいるうちに、なんだかとてもがっかりした。

日本からニューヨークにやってきて、やっぱり日本の文化ってすごいと思うこと、多い。
ファッションにしても、文学にしても、アートにしても、世界の舞台にのせて、きちんと勝負できるものってたくさんあるんです。

そうはいっても、ニューヨークは世界中からやってきた人が、ベストのものを見る場所でもある。
たとえば、ミュージカルや舞台だったら、田舎の小さな劇場からはじめて、観客の反応をみながら、脚本や演技に磨きをかけつつ、長い時間をかけて、ブロードウェイを目指したりするわけです。

今回のケースでいえば、短い公演のために、日本からキャストやスタッフを送り込んで、きっとたくさんの資金を投入して、ニューヨークにもってきたのだろうと思う。
そして、日本を代表する才能ってことになっている三谷さんをつれてきた。
でも、だったらなおさら、もうちょっと別のやり方があるんじゃないかと思う。

こちらにきて10年以上の間に、日本からやってきたいろんなアートや音楽、それにショップやレストランが、ニューヨークに進出するのをみてきたのだけれど、実力があって、きちんとニューヨークに対して勝負しようとしたものは、正当な評価をうけるもんだなと思ってきた。
一方、お金で買うようなやり方は、やっぱりうまくいかないし、うまくいかなくて撤退する日本ビジネスもたくさん見てきた。

なんかものすごくもったないことが起きたような気がする。
そして、マスコミについていえば、厳しくしないことだけが愛情じゃないと思う。

というわけで、今回のことは、舞台を見てないなりに、いろいろ考えさせられたのでした。
こんなこと書くと、「見てないのに言うな」と怒られそうだけど。
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| 不思議の国ニッポン | 07:19 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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村上龍氏の寄稿文

ご無沙汰しました。
しばらくすっかり低調で、仕事をこなすだけで精一杯でした。
こういう時期って、なんでしょうかね。

おととい、村上龍さんがNYタイムズに寄せた文章が話題になっているようですね。
タイトルは訳すと「日本、成長する」みたいな感じか。
ネットで見ていると、いろんな方が訳しているようである。

海外のメディアを見ていると、民主党の勝利をどう見るべきか決めかねているような印象を受ける。
日本の文化人がこうやってどんどん意見を発信するのは、とてもうれしい。
だって、やっぱり海外メディアの報道って、なんかちょっとずつずれているような気がするし。
あ、ずれてるのは日本のマスコミも一緒か。

ちなみにこれは、エコノミストの表紙。
フォトグラファーの川崎詩織ちゃんが送ってくれた。


エコノミストの見出しだと、日本は「変わった」ことになっている。
村上龍氏の文章だと、日本人はこれで何かが変わるわけではないことをわかっている、ということになっている。
モノは見方である。
確かに政権は変わったのだけれど、これが何を意味するのか、普通の人たちは期待していないような気がする。
それでも、選挙直後の報道をネットで見ていたら、なんだかフィクションの革命を見ているような気になったのはなぜだろう?

最近、アメリカの医療改革の議論を見ていて、「Opposition for opposition sake」という言葉をちらちら耳にする。
反対するためだけに、反対する野党勢力(この場合は共和党)のことを表現するときに使われる言葉である。
要は、日本の民主党も、今まではこんな状態だったわけです。
それが、与党になってしまった。
反対するためだけに存在した勢力が、そこから脱皮したと思えば、村上龍さんの言うように「大人になった」ということなのかもしれません。

| 不思議の国ニッポン | 10:34 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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日本とドラッグの関係

そろそろ酒井法子の覚醒剤問題にうんざりしてますか。
テレビを見ていないので、すべて把握していないとはいえ、外から見ているとほんとにおもしろい。

何がおもしろいかというと、日本と麻薬の関係が、のりピーひとりの力で変わっているような気がするから。
気のせいだろうか。
覚醒剤でつかまった有名人というと、今までは清水健太郎とか岡村靖幸とかわりとマニアックな存在が多かったわけですが、過去の覚醒剤と芸能人の報道を見るにつけ、「臭いものには蓋」方式だなあといつも感じてきた。
麻薬はいけません、違法行為です、といって、つかまった人間を社会的に抹殺してしまうのは簡単だけれど、「人はなぜ麻薬をやってしまうのか」という疑問については、まったくといっていいほど考えてこなかったような気がする。
それが、今、ネットのニュースを読んでいると、ようやくなんだか変わってきたような気がする(そうはいっても「下半身のクスリ」とか笑っちゃうようなものも多いけれど)。

日本の麻薬問題をみていて、違和感を感じることがときどきある。
たとえば、報道のなかで、大麻がハードドラッグとほぼ一緒くたにされていること。
現行犯でなくても逮捕されちゃうこと。
あと、リハビリの選択肢が少なそうなこと。

これだけつかまる人間が多ってことは、ドラッグ人口も相当多いだろうに、片っ端から捕またり、ポスター作ったりしてるだけだと、将来、追いつかないことになりそうで心配。

ちなみに、アメリカで、前科のない人間を現行犯以外の証拠で逮捕できることになっていたら、マイケル・フェルプスだって、シャーリーズ・セロンだって、今頃刑務所にいるはずである。

というわけで、私は3回つかまった岡村靖幸にインタビューしたい。
なぜ、人は麻薬をやってしまうのか、について。
したい、したいといろんなところで言っているのに、誰も興味を示してくれない。
もしかしたら、のりピーのおかげで、そんなことが実現する世の中になったりするかもしれない。
ならないか。




| 不思議の国ニッポン | 15:27 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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日本人のスピーチ力

アカデミー賞受賞式以来、日本人のお友達と会うと、やっぱり受賞した日本人監督の英語力の話題になる。
全体のセンチメントを要約すると、惜しい、もう一声、といった感じか。

ありがとう、という感謝の気持ちは伝わったし、つたない感じに好感が持てたけれど、それにしてもな~。
もうちょっとなんとかなりそうな気がする。
うまい下手の問題でなく。

助演女優賞のペネロペ・クルス。
はっきり言って、英語は下手である。
何を言っているのかわからないときのほうが多いくらい。
でも気にしない。
そして演技力(+美貌)は評価されているのである。

日本人がいまひとつ国際社会での存在感を高められないのは、これが理由ですよね。
英語力というよりも押し出しの弱さっていうか。
英語に自信のない感じが出過ぎちゃってて、言いたいことがあるのかないのかわからないような印象になったり、言いたいことを言わなかったり。

そういえば、中川財務相事件ですっかりかすんでしまったけれど、日本人による名スピーチがありましたね。
Salon.comでも、「パワフルなスピーチ」として紹介されていた。
村上春樹さんのエルサレム賞受賞スピーチ。

Between a high, solid wall and an egg that breaks against it, I will always stand on the side of the egg
特に、この部分は、英語メディアでも多分に紹介されていた。
中川事件ほどじゃないけど。

村上ワールドでは、授賞式に出席すべきか、モノ申すべきか、という議論が行われていたようだけれど、「言わないことであえて抗議の意」みたいな奥ゆかしいやり方は、気がつかれもしないわけで、名スピーチだということに加えて、言うべきことを言ったことろが美しいと思うのです。
だって、英語が得意だって自慢してる首相が、「意味がわからん」って言われちゃう国ですから。

英語で授業する、という方向で話が進んでいますが、それ以上に必要なのは、自分の意見を持ったり、自己表現する、という教育のあり方じゃないかと思う今日この頃。


| 不思議の国ニッポン | 16:02 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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中川財務相事件と陰謀説

先日、中川財務相の酩酊記者会見について書いたら、大学時代の友人からメールがきた。
なんと、昼食会に出席した「読売新聞の美人女性記者」が、大学の同級生だったのです。
ネットなどで実名が出回っているので問題はないと思うけれど、越前谷知子さんという人である。
ちなみに、とても仲良くしていた時期もあったけれど、今は連絡もとってないくらいの関係性。

そんなこともあって好奇心からいろいろ見ていたのだけれど、ネットで見ていると、写真入りで紹介されているのもあるし、アメリカ政府が関わっている、みたいな陰謀説もあるし、爆発ぶりにびっくりした。
どうして人はこうも陰謀説が好きなんだろう???

陰謀説って、実はとても便利なものだと思う。
ありえない!という事態が生じたときに、陰謀だ、と言えばなんとなく説明がつくような気がしてしまうから。
もちろん陰謀説が真実な場合だってなくはないのだと思うけれど。

ちなみに、いろいろ読んでいるかぎり、彼女が何か悪いことをした、ということはないように見えるのだが、どうだろう?
ジャーナリストが取材対象と酒を飲む行為を問題にしているところもあるけれど、実際のところ、レセプションやプレスが招かれるイベントでお酒が出るというのは結構あるし、大人である以上、飲む、飲まないは本人たちの裁量にまかされているわけです。
まともな大人であれば、職務にさしつかえない程度にするのが普通だし、記者会見でまともに話ができずに醜態をさらした政治家をめぐって、美人記者に飲まされた、という説がまことしやかにネットに流れる、という状況が怖い。
縛り付けて無理矢理お酒を流し込んだわけでもなかろうに。
いい大人があんな醜態をさらして、しかも官僚の危機管理もあまくて、あんな記者会見が世界に流れたわけである。
それだけで十分お粗末なのに、酒を飲まされたとか、薬をもられたとか、それにみんなで言い訳をつけてあげている、みたいなことになってないか。
裏で何が起きたとしても、起きたことは本人たちの責任なのに。
彼女は確かに美人なのだけれど、美人かどうかということとか、なんか本質的にこの事件に関係あるのかな。

というわけで、読めば読むほどげんなり。
そして、そんなことに時間をつかってしまった自分にもうんざり。
気がついたらネット上の魔女狩りに吸い込まれてしまった自分を反省中。

| 不思議の国ニッポン | 06:19 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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「日本は悪くない」は本当か

ニッポンのことが国際的な大ニュースになることはめったにないけれど、久しぶりに日本の話題が注目される事件が起こりました。
はい、中川財務相の「酩酊」疑惑。

イギリスのタイムズ紙のサイトで、記者会見の様子を見たけれど、どうしてこんなことになってしまったのだろう?
こんな目をした大臣が記者会見に出席するのを、側近は止めなかったのか?
お粗末すぎて目を覆いたくなった。

ちょっと話はそれるけれど、今、この本を読んでいる。


「国民所得倍増計画を唱えた池田勇人内閣では経済ブレーンとして高度経済成長の理論的支柱」となったというエコノミストの下村治氏が、1987年に書いた本である。
当時はジャパン・バッシングのまっさかり。
今読むと、正しいことがいろいろ書いてあるけれど、読めば読むほど日本が彼の主張とはかなりはずれた道を歩み、アメリカの言うなりになるばかりだったこともよくわかる。
というわけで、衝撃的なタイトルに反して、「日本は悪くない」と言えないことを教えてくれる本なのです。
そして読めば読むほど、どうしてこんなことになっちゃったんだっけ?と考えずにはおれない。

日本は今「戦後最悪の不況」におかれているのですよね?
そして内閣の支持率は9.7%?
それなのに財務相がこんなことになっているわけです。
どうしてこんなことに?

ちなみに、タイムズ紙の記事についたコメントには、「政治家だって人間だから」という優しいコメントもあった。
やることやってればいいんですけどね。
残念ながら、G7まで出かけて、言うべきことを言ってきたとはとても思えないのです。


| 不思議の国ニッポン | 03:20 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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麻生鉱業をめぐる報道でわからないこと

ちょっと前の話で恐縮なのですが、12月19日付けのNYタイムズ紙に、麻生一族が経営していた旧麻生鉱業(現名は麻生セメント)で第二次世界大戦の連合軍捕虜を強制的に労働させていたという事実を、政府が認めた、という記事が出ていました。
扱いとしては国際面で、けっこう大きめの記事。

これについては、ブログで英訳されているブロガーさん(ブログ「カナダde日本語」)もいらっしゃるので、内容については割愛してしまいます。

そもそも、もともと2006年にこの話を最初に報じたのはNYタイムズ。
そして、それに在米総領事館がホームページに反論を載せた、当時、麻生首相は外務大臣だった、という背景もあって、とても政治的にセンシティブというか、触れづらい話題という匂いがぷんぷんする。

こういう事実があった、という文書が出てきたわけですから、きっとそういう事実はあったのだろうと推察される。
が、わからないことが一つあります。
グーグルを使って、マスコミの報道がどんな風に行われているのか、見てみたのだけれど、不思議なことに、どこも、麻生首相には直接聞いていないみたい。
私が見つけられてないだけだったらごめんなさい。
聞かないのかな?
というか、週刊誌あたりが聞いているのかもしれないけれど、やっぱり新聞なんかだと普段の付き合いがあるから聞けないのだろうか。
わからない。

最近、朝日新聞のウェブサイトのニュース特集のコーナーに「首相ぶら下がり」というコーナーがあって、ときどきのぞいているのだが、読んでもあまり新しいことがわからない。
具体的な情報があまりないのです。
わかるのは、首相の口調がべらんめい口調だということくらい。
こういうとき、自分の故郷が、とても不思議な国に思えてきます。

ちょっと話がそれるけれど、今日はクリスマスで、お友達の家でクリスマス・ディナーに呼ばれて来た。
お友達のだんなさまのご両親もきていて、その夫婦に会うといつもそうなのだが、日本人から見て、キャロライン・ケネディはどう思う?とか、政治的な話題で質問攻めにあった。
そのうち、話題が日本のことになり、どうして日本は政権がころころかわるのだ?とか、民主党が政権をとる可能性はどれだけあるのだ?とか、答えづらい質問のオンパレードになった。
そして、もごもごと口ごもる私に、お父さんがこう言った。

政権がころころかわって、しかも、与党が国民をハッピーにできない国は、独裁者が登場する余地ができてしまうよね。
日本がそうなるかどうか、わからないけれど。

最近、伊坂幸太郎さんの「魔王」を読んだばかりだったので、はっとしました。

ちなみに、本題に戻るけれど、なぜ麻生鉱業の話をマスコミが首相に直接聞かないのか、とか、日本はなぜ政権がころころかわるのか、といった問題は、キャロライン・ケネディの人気をどう思うか、という問題よりも、私には、よっぽど説明しづらい。
これだけしょっちゅう日本に帰っていても。
誰か、私にヒントをください。



| 不思議の国ニッポン | 11:42 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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今日の脱力 ~オバマとお猿さん

E-mobileのCMがアメリカのブログで紹介されている。
お友達のKちゃんのだんなさんが送ってくれた。

お猿さんが、壇上で「Change」をうたっている。
これ、日本ではがしがし放映されているのでしょうか?
海外に住んでいる人のために、問題のCMはこれ。

このブログの書き手はこう言っています。
Do the Japanese creatives even KNOW how racist this is?
I can’t wait for CNN and MSNBC and FOXNEWS of America to get a hold of this one.
日本のクリエイティブのみなさんは、これがどれだけ人種差別的かわかっているだろうか?
CNNとMSNBC、フォックスニュースが、これを発見するのが待ちきれないよ。

はああああああ。
ため息。

日本人としてはこの茶目っ気、わからなくもない。
「Change」というコトバを使う限り、この猿はオバマのパロディだと思われるのは当然だけれど、猿=黒人、というのが人種差別だというふうにはきっと考えなかったのだろうということもなんとなくわかる。

そ、それにしても...
誰もとめなかったのだろうか。
はああああああ。
このデジタル時代にあって、日本で放映されているものが日本国内にとどまると思ったら大間違いである。
ウェブで紹介するならなおさら。
これがテレビで紹介される瞬間を考えただけで脱力。
痛々しすぎて、すぐにチャンネルを変えてしまいそうです。

(追記)
今日、友人E(アメリカ人、女性)がうちに遊びにきて、この話題になったところ、「じゃあ、ソックス・パペット知ってる?」と新しいネタを教えてくれた。
ユタの会社がオバマの靴下人形を発売しようとして顰蹙を買ったというニュース。
大騒ぎになって発売をやめるとか、やめないとか大騒ぎになっている。
やっぱりこれもお猿さん。




この会社は、謝罪文を出したりしているのだが、Eの意見では、これはかわいい人形のふりをしたオバマ攻撃じゃないかとのこと。
だって、マケイン猿は作ってないじゃん!!!と怒りくるっておりました。

いずれにしてもオバマ=猿の図式はアメリカ人がやると大騒ぎになるということが証明されたわけである。
ちなみに、E-mobileのCMは、YouTubeにも出てました。
なかなか激しいコメントの書き込みが・・・


(追記2)
いくつかのブログやニュースサイトでこのエントリーをピックアップしてくださった方がいて、急にアクセスが増えてびっくりしている。
いろんな意見が飛び交っているようですが、アメリカに住んでいると、日本の現実がいまひとつわからないこともあり、勉強になります。
なかには過去の似た事件を紹介している方もいて、興味深い。
ギャツビー(マンダム) 猿を使って黒人蔑視と抗議を受けCM中止

とりあえずはまた明日から淡々とやっていこうと思います。
明日は明日の風が吹くってことで。

| 不思議の国ニッポン | 14:27 | comments:13 | trackbacks:2 | TOP↑

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犯人は外国人?

朝起きるととりあえずは日本の新聞のニュースをネットでみるのだけれど、銃乱射事件、というあとに佐世保、と書いてあったので、びっくりしました。
銃乱射、迷彩服、定職がなく・・・
うーむ、どこかで聞いたような話である。

マイケル・ムーアが映画「ボーリング・フォー・コロンバイン」で取り上げたコロンバイン高校の事件が起きたのは、私が社会人一年生だった確か98年か99年だったと思うけれど、今年はバージニア工科大学もあったし、もっと最近では、コロラドの教会で起きた事件とか、オハイオのショッピングモールで起きた事件とか、頻繁に起きるようになってきた。

この手の事件の犯人には共通項があるらしい。
仕事がなかったり、友達がいなかったり、おとなしくて内にこもりがちな若者が、鬱々とした気持ちをためていくうちに、誰か特定のグループとか人に怒りを持って、ある日爆発する。
テレビなどで、心理学者や犯罪学者の話を聞いていると、この手のケースは、SOSの信号を出しながら誰にも気がつかれないまま進行してしまうことが多いという。
そして、たいていのケースの場合、最後には、自殺、という結末で終わる。

バージニア工科大学の犯人は、NBCに送ったテープのなかで、こんなふうに言っていた。
This is it.
This it where it all ends.
End of the road.
What a life it was.
これで終わりだ。
ここですべてが終わる。
終点だ。
なんという人生だったことだろう。

頭のおかしい人がやった、と言うのは簡単だし、銃規制を考えることもできるけど、ここまで追いつめられた人物を作り出しちゃった社会のこともきっと考えないといけないんだと思う。

ところで、この事件が海外でどういう風に報道されているのだろう、と思って調べていて気がついたのだけれど、「犯人は外国人」という報道があったのですね。
呼び出されたけどジムに入れなかった同級生も、「外国人だと思った」と言っていたみたいだし。
なんで、また、外国人だと思ったのだろうか。
よくわからない。
産経にいたっては「倉本さんは最近、外国人につきまとわれていたという情報もある」なんて書いている。

これについては、帰化した米国系日本国籍のブロガーさんが、詳しく書いているのを見つけた。
日テレが「黒人だ、という人が多かった」というコメントの「黒人だ」というところを赤字で強調して報じているのをキャプチャーで紹介している。

このブロガーさんは、「外国人お断り」の温泉を提訴したこともある人。
確かに、外国人、と言われる人からすると、「外国人の犯行」と決めつけられるのは愉快じゃないと思う。
でも、こういうことを、間違ってるよ、と言っても、わかんない人にはわかんないしなあ。

偏見のあるやつに、それって偏見じゃーん、って言っても通じない。
アメリカに住んでもう11年も経っちゃったけど、その間、直球の人種偏見の対象になったと思ったのは、今思い出すと多分3回(じろじろみる、とかそういうのは別として)。
ユニオンスクエアのマクドナルドのトイレで「チンク(中国人に対する蔑称)のせいで俺たちが苦労しているんだ」と酔っぱらいにからまれた(マクドナルドのマネジャーが来て、助けてくれた)。

クイーンズの駅のホームで、白人のおじいさんに耳元で、「チンク」と言われた。こいつはたちが悪く、しかも近所に住んでいたので、すれ違うたびに言いやがって、ほんとに切れそうになった。

そして、最近も、うちのビルに住んでる老女がレイシストで、私が通ったあと、すぐに「ボートでやってきて住み着きやがって。中国人はネズミを食べるらしいじゃないか」と言ったってことをドアマンが教えてくれた。今度あったら、顔がネズミに似てるって言われませんか?と言ってやろうかなと思った。
すっごくまずそうだけど。

別に中国人だからどうとかじゃなくて、アジア人はみんなチンクだと思ってるってことだと思う。
そしてNYでも、80年代くらいまでは、ヒスパニックが悪い事をすると、普通に「プエルトリカンの犯人が、」って報道で言ってた、という話を聞いた事もある。

メルティングポットと言われる場所でもこうなんだから、異質なものを受け入れるような土壌を作るには、時間がかかるということでしょう。
日本も永遠に単一民族国家ではいられないわけだから、こういうことにセンシティブな教育をしないとねえ。

| 不思議の国ニッポン | 08:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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あべくん、悲しいCM



別にこれ、海外ニュースじゃないかもしれないが。
先日、CNNを見てたら、あべくんが登場してびっくりした。

日本は自然が美しい、伝統芸能がある、テクノロジーに強い、日本にきてください、というCMである。
お寺に相撲に歌舞伎にソニー、ですよ。

きわめつけがこれ。
As a gateway for international exchange, Japan is ready to act as a bridge between Asia and the rest of the world
アジアと世界の架け橋になる準備ができています。

完全に思考が前世紀。
いまさら日本と聞いて、歌舞伎とかソニーと言っている人は、文明を拒絶して暮らしている人くらいだと思う。
村上隆とか、杉本博司とか、北野武とか、アメリカ人の日本知識はわりと進んでいると思う。

誰にアピールしたいんだろうか。
どなたか、このCM、作り直してあげてください。

| 不思議の国ニッポン | 07:29 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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